今回は、
『DIO』と『愛ネク11』という
2つのアイドルグループ、そして、
伊豆大島の観光大使『ミス椿の女王』
としても活動中の
柴田珠実(しばた・たまみ)さんに
お話を聞いてきました!

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ひょんなことからアイドルに
―はじめまして。
まず、いきなりですが、
アイドルってどうやってなるの?
柴田珠実さん(以下た):
大学1年生のときに
ネットでブロードバンドの
キャンペーンガールの求人
があって、
があって、
それに応募したところ、
面接で「歌とダンスできる?」
って聞かれて、
「あれ?」って思ったんですけど、
「あ・・・はい・・・」
とかって答えてたら、
とかって答えてたら、
瞬く間にどんどん事が進んで、
気がついたら、
『愛ネク11』というグループで
アイドルをやることになってました(笑)
―そんなことってあるんだ(笑)
最初はアイドルやりたくて
始めたわけじゃないんだね。
でも、そんなにいきなりできるもんなの?
た:もともと目立つのがあんまり
好きじゃなかったし、
正直、最初のうちはグループにも
とけこめなかったですね(笑)
―華やかに見えて、辛い仕事だよね。
辞めようとは思ったことも?
た:いつも思ってました。
悔しいから、
しばらく頑張ってたんですけど、
やっぱり辛くて・・・。
社長に
いつ「辞める」って
言いに行くかを
考えてばかりいました。
いつ「辞める」って
言いに行くかを
考えてばかりいました。
―それで、言いに行ったの?
た:実際には、ちょうど
「もうだめだ、言おう」
「もうだめだ、言おう」
と思ったくらいの時に、
ユニットが結成されたんです。
私を含めて4人のユニット、
これが、
現在も所属している『DIO』です。
―もうダメだっていう、
間一髪のタイミングで、
変化が訪れたんだね。
4人になって、何か変わった?
た:はい。実は、
この時をきっかけに、
自分が引っ張っていかなきゃ!
って気持ちになりました。
―そうなんだ!
いったい、何があったの?
いったい、何があったの?
だって、もともとアイドルをやるつもりが
無かったんだよね?
た:お披露目のライブがあったんですけど、
その出来が良くなくて。
「これはやばいぞ」
って思ったんですよね。
振りはバラバラだし、
恥ずかしくて下向いてる子もいたくらい。
ずっとダンスをやってきた
自分が引っ張っていきたいって、
そんな風に思えたんです。
そんな風に思えたんです。
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いつでも、全力投球、真剣勝負
―あ、もともと、
ダンスは得意だったんだ?
た:得意というか、
ダンスに近いことをずっとやってきた
っていうのはありました。
最初は小学校の頃に
水泳のシンクロをやって、
その時はシンクロのために
バレエとかジャズダンスとかも
習ったりしてましたし。
―シンクロのために
他のダンスを習うとか、
他のダンスを習うとか、
結構ガチだったんだね。
た:はい。全国目指してましたから。
当時は朝4時から朝練で、
学校終わったらすぐ練習。
小学生なのに、
友達の誕生日会も
友達の誕生日会も
行ったことなかったですね。
―すごい小学生だね。
遊びたくならなかったの?
た:負けず嫌いだったんだ
と思います。
と思います。
それと、
成功すると褒められるのが、
成功すると褒められるのが、
すごく嬉しくて。
―結局、全国には行けたの?
た:小学校6年生の時に
ついに予選を通過して、
全国大会への切符を
手にしたのですが、
チームで問題がおきて、
出場できなくなってしまいました。
私は直接は関係なかったのですが、
チームには女子だけで
何十人もいたので、
色々と問題もあったんですよね。
―それは残念だったね・・・。
シンクロはその後も続けたの?
た:中学に入った時に辞めて、
ダンス部に入ったんですが、
普通の学校の部活だったので、
「シンクロやめなきゃよかった」
ってちょっと思ってました。
―それでも、ダンス部で
ダンスは続けたんだね。
た:はい。大学でも、
突然アイドルになるまで(笑)は
突然アイドルになるまで(笑)は
かなり真剣に
社交ダンスに打ち込んでた
んですよ。
んですよ。
―そうなんだ。
そんな風にいろいろなダンスに
全力投球してきた
珠実ちゃんにとって、
全力投球してきた
珠実ちゃんにとって、
新しくできたユニットでの初舞台は、
納得いかない出来だった。
た:はい。
その日から一気に、
アイドル活動に打ち込みましたね。
でも、実は、みんなに
内緒にしていたこと
がありました。
がありました。
私にはもう時間が無かったんです・・・。
つづく

当時の彼女(右から2番目)とDIOの面々
(写真提供:ご本人)
★ ★ ★
(編集後記)
ひょんなことから、
アイドルになった彼女。
アイドルになった彼女。
はじめは積極的になれなかったが
新しく結成されたユニットの初舞台で
彼女の負けん気に火がつく。
でも彼女には事情があって・・・?
次回につづきます!